• 誰もがアートを身近に楽しめる社会へ
    アートのある暮らしの普及により、心豊かな人が溢れる社会を目指します
    watch overview
  • アートの力でソリューションを提供
                               
    watch overview
  • ライフスタイルやビジネスがアートで変わる
                               
    アートとあなたのビジネスをつなぐアートマッチング
    watch overview

100年愛される銀座の老舗が選んだリノベーションとは?

100年を超える時を銀座と共に刻んできた、老舗の名店「銀座菊廼舎(きくのや)」をご存知でしょうか?

実は、店舗リニューアルの際に、空間づくりにおいて「アート」がとても大きな役割を果たしているんです。

実際にリニューアルを手掛けたアートライフスタイリスト染矢由美子さんにお話しをお伺いしました。

キーワードは 「 Reborn 」と「128 年の歴史の伝承」

こんにちは。
アートライフスタイリストの染矢由美子です。

銀座4 丁⽬のビルにあるこちらの店舗
通路を挟んだ向かい側の店舗部分が空いたことをキッカケに店舗を拡張する事になり、2 店舗同時リニューアルのご依頼を頂きました。

菊廼舎さんは、以前人気アイドルグループが紅白の司会をした時に、こちらのお菓子を配ったことからテレビや雑誌にとりあげられ
一気に注目を浴びるようになった老舗の和菓子屋さんです。

銀座 菊廼舎(きくのや)でございます。大切な方へ感謝の気持ちを伝えましょう!●登録商標 冨貴寄 夏色ありがとう 3,450円(税抜)   ※夏色缶(内容量:210g)   ありがとう缶…

銀座 菊廼舎本店さんの投稿 2018年7月11日水曜日

それもそのはず!
パッケージや中身がとびっきりキュートでインスタ映え間違いなしなことに加え、
お菓子にオリジナルメッセージやイラストを入れられるので、大切な人や、特別な機会に思いを伝えるのにぴったりなギフトなんです。

お話させて頂く中から導き出したキーワードは「Reborn」と「128年の歴史の伝承」。

菊廼舎さんでは一昨年先代社長から五代目(現社長)に代替わりしたばかり。

このRebornというのは「生まれ変わって進化し続ける菊廼舎を見てほしい」という社長の意気込みを表した言葉だそうです。

今回アートの⼒を借りたのは、「128 年の歴史の伝承」という部分。

その中から、少しご紹介させて頂きますね。

受け継がれる場所、受け継がれる思い

まず、ご提案させていただいたのが、「現社⻑(五代⽬)の幼い頃の写真」と
「懐かしさ溢れる当時の銀座の町並みの写真」を展⽰させていただくことでした。

写真は横の柱部分に3点展示

実はこれは全て古い写真のコピー。

本来の写真は既になく、あるのはこのコピーだけ。

写真部分の横にあるコピーの線が出ないよう細部にわたり調整して頂いたお陰で、セピア色の本物の写真のように仕上がりました。

その他にも、こちらのお店が描かれている浮世絵なども額装して展示。
歴史を感じて頂けるコーナーになっています。

好奇心が自然とコミュニケーションを生む

接客の中心となるカウンターの後ろのディスプレイに設えたのは、 昔の和菓⼦づくりの⽊枠や道具類。

「昔はこんな道具を使って、一つひとつお菓子を作られていたんですね」と、

お客様からの反応も多く、コミュニケーションが自然と増えていったそうです。

大切にしている「理念」や「思い」を目に見えるカタチに

「銀座菊廼舎(きくのや)」 さんが何より⼤切にしているのが「お客様とのご縁」。
この「縁」という字をモチーフにして、書を書家の⽩⽯雪妃さんに手掛けて頂きました。

白石雪妃さん

⽂字と⼀緒に描かれている◯(えん)は、「何事も丸く収まる」という意味と、「永遠に栄える」という意味を持った縁起のいいもの。

「末永く繁盛しますように」という⽩⽯さんとお店の⽅々の熱い思いが伝わってくるようです。

匠の技が素晴らしい岡山の伝統工芸の建具を衝立風に設置したエントランスを書がより一層引き立てる 。

アートが近づけてくれる「店」と「人」の気持ち

飾り棚のカウンターの中央には、陶芸家の吉⾒螢⽯さんの作品「甲冑」を飾りました。

実際に店舗で働くスタッフの方が

「今⽇も⼀⽇よろしくお願いしますと毎朝⼼の中で⼿を合わせるんですよ。なんだか⾝が引き締まるような気がして」と、

嬉しそうに話してくださったのが印象的でした。

作品から醸し出される厳かで見護ってくれるような空気感がそうさせてくれるのかもしれませんね。

アートが目に見えるカタチにしてくれるのは、店の歴史や商品イメージだけではありません。

実は、「経営理念」や「創業者の思い」、「未来へのヴィジョン」といった目に見えないものを、目に見えるカタチにしてくれることがアートの一番のパワーなんです。

アートを通して目に見えるカタチになった「理念」や「思い」は訪れるお客様だけでなく、そこで働く方々にも伝わり、店全体の空気感を育んでいきます。

「店」は当然言葉を持ちませんが、こうやってアートが代弁してくれることで「人」と心を通わせていくことが出来るのではないかと
そんな風に感じました。

選ぶアートに決まりはない

アートというと「有名なアーティストの⾼価な作品を飾るのでは?」と思っていらっしゃる⽅も多いかと思いますが
今回のように昔懐かしい写真や代々受け継がれてきた何物にも代えがたい宝物のような存在のものを飾るのもアート。

お店のコンセプトや、思いを描いてもらった書や絵を飾るのもアート。

広い意味では、それを⾒ることで幸せな気持ちにさせてくれるもの全てがアートなのではないでしょうか。

⾔葉で説明するのではなく、作品を⾒る⽅に雄弁に語りかけてくれるアートのパワーをぜひ体感されてみては如何でしょうか?

アートライフスタイリスト・マスター
染矢由美子

インテリアコーディネーター 
カラー&イメージコンサルタント
収納カウンセラー
照明コンサルタント
福祉住環境コーディネーター

株式会社Add PURE
HP:add-pure.com

いかがでしたでしょうか?

今回、 「銀座菊廼舎(きくのや)」 を手掛けられたアートライフスタイリスト染矢由美子さんの個別相談が開催中です。
店舗をアートでリノベーションしたいとご検討中の方 、ぜひご参加ください。
(指名欄に染矢由美子とご記入ください)

アートが店舗・オフィス設計や社員教育など、様々なビジネスシーンで課題を解決しています。
他の事例や、取り入れるためのステップなどを気軽に学んでみませんか?